実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第45回】北川問題についての感想と意見の巻


 どうもあれだな。次回の日記の更新日を予告すると、その前に更新したくなるという変なクセができてきた。読んでくださる皆さんの便宜のために次回更新日を明記しようと思っていたのだが、これからはあまり予告しないようにします。今日はちょっと仕事に空きができたもんですから。
 今回は北川さんの話だ。初めのころは私も参加していたので大きなことは言えないが、面白かったなあ。何がって、北川さんがご自身のブログで「胸が小さいこと」に触れたのがきっかけで、まず『M14の追憶』コメント欄がその話題で大いに賑わい(本記事は『スーパーマン・リターンズ』レビューなのに)、それが『The J-GUIDE』にも取り上げられて、さらに先日はついに本家本元『ダサいブログ』がこの問題の真相に鋭く迫って、またしてもみんなが寄ってたかって好き放題に書き込んでいたら、Nakoさんが「大きくても小さくても関係ないじゃん!大切なのは中身です!!」と一喝。いい歳してはしゃぎすぎた大の男たちが一斉にガシュン!となる、という一連の顛末である。みんなもう一度『さわいみゆうのこえのつや』の清く美しい『水に棲む花』レビューを読んで初心に戻ろうね。しかし「大切なのは中身です」っていうNakoさんの発言も、よく考えるとどういう意味なんだか。

 

 さてそれはともかくとして本題だが、最近「ケバく美しい」という形容が北川さんに使われているのをよく見るが、これは適切と言えるだろうか?ということである。なんて真剣に考えるのもヤボな話ですけどね。
 派手な顔立ちであるがゆえに美しい、だから派手な化粧が映えるし、そこが魅力、という人はもちろんいる。しかし北川さんのお顔はそのタイプだろうか?私は『Dear Friends』の女子高生姿のスナップを見て、こういう妖艶な雰囲気も悪くはないが、清楚なお嬢様を思わせる女子高生姿の方がゼッタイ良いと思った。間違っているかなあ。
 おそれおおくも言わせていただけば、「ケバい」北川さんが美しいと思うみなさんは、火野レイ役で彼女が見せた、文字通り燃えるような気性の激しさを、外見と混同しておられるのではないだろうか。しかし名古屋支部の見解では、火野レイの外見的な本当の姿はAct.8で見せたお嬢様ルックにある。その反面、性格は炎の女で、まことや美奈子やパパと火花を散らし合い、泣き叫ぶ。そういう二面性に、北川さんが演じた火野レイの魅力があったのだと思う。前にも書いたが、北川景子は乙女座に限りなく近い獅子座の生まれである。
 とつぜんだが来年は梶原一騎没後20周年である。私はその記念企画として、北川さんで『愛と誠』をリメイクして欲しいのだ。限りなく清らかな深窓の令嬢を主役に据えた、バイオレンスだらけの学園純愛物語。「武器のかわりが誠実であるだけで、それは、この世における、もっとも激しく、きびしい、自らを捨ててかからねばならない戦いなのです。私は、これからその戦場へ出て行きます」そんなモノローグをバックに、太賀誠を救いに向かう「学園のジャンヌ・ダルク」早乙女愛を演ずる北川景子を見たいのだ。来年初頭ならまだ女子高生役も間に合う。かどうか微妙だが。
 このことはしばらく前から考えていたのだが、では相手の太賀誠役にふさわしいのは誰か、というところに問題があって、なかなかここに書けなかった。いや思い浮かばないのではない。影のある、しかもタフな感じもそなえた美形ということで、私には彼しか思い浮かばないのだ。御学友の山下(達郎ではない方)君。でもようやくあれやこれやの騒動も落ち着いてきたところで、山下(清ではない方)君と北川さんの共演というのは、これはいくらなんでもまずい。それに力関係からいって北川さんの純然たる「主演」にはなりえないだろう。だから躊躇している。
 と、相変わらずバカな話でしたが、私の北川景子観にはやっぱり問題があるのだろうか、Act.34の再放送を観る前にもう少し考え直してみようかな、なんて思ったもんですから、よろしかったらみなさんのご意見をお聞かせください。今日はこれまで。