たぶんこの記事をアップするころには終わっていると思うが、2023年5月27日(土)に岩手県一関市総合体育館で「TGC teen 2023 ICHINOSEKI」が開催される。香音はドラマ『ガチ恋粘着獣』コラボのスペシャルステージで、石井杏奈、井上想良、山下幸輝、松本大輝と一緒に登場とのことだ。
ファッションショーはよく分からないので、あまり取り上げないが、なにせこれは一関で行なわれる。一関というからには、何かあるのかと思ったら、やっぱり何かあった。小松ブログより。
5月27日(土)会場周辺で行われるFESとして
『TGC teen ICHINOSEKI FES 2023』が開催されるのですが...
そのFesで私がプロデュースを務めるブランド【502EASY】が地元「一関」にある美味しいものをセレクトし、集めた【502EASY cafe】を
1日限定でオープンすることになりました👏👏👏
美味しいもの大好きな方❣️
是非【502EASY cafe】に集合してください🙋♀️
更に屋外ステージでは、オープニングトークショーのゲストとして一関市長とのトークイベントにも出演させていただきます🌸
こんな光栄な機会をいただけるなんて...🥺❤️
そしてFES内で開催される【イチコレ】では市民の皆さんと一緒にランウェイを歩く予定です✨
こちらも楽しみにしていてください😊❣️
市長と小松彩夏さんのスペシャルトークだって。大活躍である。そして市民のみなさんとランウェイ。地元じゃ負け知らず。
で、来月も、また東京で出店をやるとのことだ。
【502EASY POPUP STORE】2023年6月6日(火)〜6月11日(日)11:00〜21:00池袋PARCO本館B1
東京の人、今回も私は行かないので、よろしく頼む(何を)。沢井美優や水崎綾女が買い物に来ているかもしれないぞ。
さて、なんかグダグダと前・中・後編3回にわたるレビューになってしまったが、『特捜9 season6』第3話「偽りの夫婦」(2023年4月19日、テレビ朝日・東映、脚本:/照明:片瀬仁美/撮影:大山新悟/監督:細川光信/ゼネラルプロデューサー:大川武宏)、今回で完結させます。
沢井さんに関してはこのあとバラエティ番組の素材ストックもある。今年後半も、ドラマ中心に攻めていって欲しい。まあ、これは本人というよりも事務所もしくはマネージャーの問題だと思うが。
ではレビューです。話はどこまで行ったかな。
殺された映像ジャーナリストの本条美緒(水崎綾女)が悠太(鈴之助)と結婚したのは、10年前に病気で亡くなった婚約者、新海敦(渕野右登)を騙した黒幕をつかまえるためだった。悠太は敦と同じ喫茶店で働く親友で、本心では美緒と同じくらい敦に想いをよせていた。
敦はがんにかかってしまう。すると「波動茶を飲めばがんは自然に消滅する」という怪しげな医療セミナーにひっかかり、美緒の忠告にも耳を貸さず高額の波動茶を買い込んで、ふつうの医師の言うことは無視、手術も拒否して、とうとう還らぬ人となってしまう。以来、美緒は医療系悪徳商法の告発をジャーナリストとしてのライフワークとしており、いずれは恋人を騙したやつらの正体を暴いてやろうと孤軍奮闘していた。
10年後、ついに同じ手口で「子宝がさずかる願い水」を高額で売る「ベビ待ち桜セミナー」に辿り着いた。そして、敦の親友だった悠太に結婚を持ちかけた。二人で妊活夫婦になりすましてこのセミナーに潜入しようというのだ。
美緒がセミナーで出会った留美(沢井美優)は、かつて敦に波動茶を定期的に届ける配達係をしていた。しかも、そのとき留美が付き合っていた恋人の市川康人(黄地裕樹)は、波動茶セミナーの主催者だった。だが10年前、美緒が市川を追求し始めた矢先、市川は謎の転落死を遂げる。彼もまた、真の黒幕に操られた傀儡だったのだ。
その恋人だった留美が、今「ベビ待ち桜セミナー」で「願い水」を飲んでいるとはどういうことなのか。そして最後に美緒と会った時、何が起ったのか。留美が美緒殺しの犯人なのか。
様々な事実が浮かび上がり、改めて警察に呼ばれ、事情聴取を受けた留美は、ついに真相を語り始めた。なんかけっこうややこしい話で、よく整理できていないですね。すまない。
国木田「あの日はどうして美緒さんのところへ?」
留 美「実は、今後の治療について、どうしても相談に乗って欲しいって言われて」
留 美「でも、嘘だった」
美 緒「前に私の婚約者が亡くなったって言ったよね。あれね、癌だったの」
美 緒「十年前、波動茶の詐欺に騙されて、手術を拒んで、最後は手遅れになって亡くなった」
美 緒「あなたも、その詐欺にかかわってたんだね」
留 美「ごめんなさい。でも違うの。私は頼まれただけ」
美 緒「この人に?」
留 美「私は何も知らない。もう帰るわ」
美 緒「留美さん、自分を粗末にしないでよ」
美 緒「愛する人に捨てられるのがそんなに怖い?」
美 緒「子供が欲しい気持ちは分かる。でも出来ても出来なくても貴方は貴方じゃない」
留 美「……何なの、偉そうに……」
留 美「何が分かるよ。貴方に分かるわけないじゃない!やりたいことがあって、社会からも必要とされて、好き勝手生きている貴方には」
留 美「子供ができなければ、いつか私は捨てられるかも知れない。毎日毎日そんな恐怖と戦っているの」
留 美「あなたにそんな気持ち分かんないでしょ」
留 美「……なに撮ってるの?」
留 美「止めて!」
留 美「子供が欲しいフリして、私に近づいて!」
美 緒「ちょっと待って、話を聞いて」
留 美「仲間だと思っていたのに、信じてたのに」
留 美「うそつき!」
志 保「じゃあ、貴方は殴ってない?」
留 美「……よく憶えていないんです……」
浅 輪「おかしいなあ。あの部屋のスポットライト点いていたんだけどな?」
国木田「ほかに何か気がついたことはありませんか?」
留 美「そう言えば、誕生日にもらった置き時計を持ってきて欲しいって言われて」志 保「置き時計?」
美 緒「メーカーの不具合、だから取り換えたいの」
留 美「でも、忘れてしまって」
浅輪(井ノ原快彦)と志保(羽田美智子)が留美の家に直行して、美緒が贈ったという置き時計を回収したところ、なかに小型録音機が仕込まれていた。
さっそく解析すると「願い水」を発注している男の声が収録されていた。留美の夫、輸入家具社長の川崎斗真(古澤蓮)である。
これで川崎斗真が婚活セミナー詐欺の黒幕であると判明した。美緒はすでに留美の夫が怪しいと睨んでいて、留美に接近したのだ。浅輪はさっそく斗真を呼び出して、詐欺の動かぬ証拠となったこの音声を斗真本人に聞かせた。
でも、川崎斗真が妻を「ベビ待ち桜セミナー」に通わせた理由はちょっとよく分からない。実際、留美は子どもが生れないことを悩んでいたので、摘発かなにかを受けたとき、自分たちも会員で騙されていたと訴えれば、容疑者の嫌疑は免れる、と計算したのかもしれない。あるいは、セミナーにおかしな侵入者がいないか、偵察するためのスパイ代わりに利用していたのかな。どうなんだろう。
ともかく、留美に接近した美緒がセミナーの実態を嗅ぎ回っているらしいことを、斗真は察知していた。しかし、美緒がすでにターゲットを彼に絞り、証拠固めを始めていたことまでは予想していなかったようだ。ともあれ、事件はいよいよ大詰めである。
斗 真「詐欺をしたのは認めるよ。だけどおれが殺したって証拠はどこにもないだろう」
浅 輪「それが、あるんですよ」
斗 真「え?」
浅 輪「我々が御遺体を発見したとき、スポットライトは点いていました」
浅 輪「でも留美さんの話によると、途中で美緒さんはライトを消している」
浅 輪「つまり犯人はわざわざライトを点けたんです」
浅 輪「ではなぜ犯人がライトを点けたのか、理由を考えました」
浅 輪「実はあのライトってハロゲンランプ使ってて、点けっ放しだとめっちゃくちゃ熱くなるんですよ」
浅 輪「そう、時間をかければ水分だって乾いてしまうぐらい」
国木田「川崎斗真さん、美緒さんの着衣からあなたのDNA、おそらく汗の成分が検出されました」
浅 輪「御遺体の着衣に汗の染みが着いていれば調べられてしまう。だから貴方はライトを点けっ放しにして、乾かそうとしたんですね」
斗 真「あの女がずっと嗅ぎ回ってたのはわかっていた」
留 美「じゃあ後ほど。はぁい」
留 美「ちょっと出かけてもいい? 美緒さん、相談があるんだって」
斗 真「うん、おれも仕事で出かけるから」
と言いながら、妻の後をつけて悠太と留美の家に辿り着く川崎斗真。悠太は忘れたブロッコリを買いに外出中で、玄関の鍵はあいている。
中の様子をうかがうと、美緒と留美が先ほどの言い争いをしている最中だった。
留 美「仲間だと思っていたのに、信じてたのに、うそつき!」
斗 真「つ、妻の声が聞こえたので、すみません」
美 緒「川崎斗真さん、あなたですよね黒幕は」
斗 真「え? 何を言っているんですか?」
美 緒「しらばっくれないで、十年前、波動茶詐欺の主催者を追っていたとき、私は貴方の顔を見ているから」
斗 真「言っとくけど、あれは事故だよ」
美 緒「やっぱりあなただったんだ……ずっと確証がなかったから、カマかけた」
美 緒「これで留美さんに協力してもらう手間が省けたわ」
斗 真「人はなぜ騙されるか。知っているか? 欲があるからだよ。長生きしたい、子供が欲しい。際限ない欲のある奴らに、おれがお仕置きをしてやっているだけなんだよ」
美 緒「違う、貴方はただ、自分の欲を正当化しているだけ」
╳ ╳ ╳
斗 真「あ~あ、うまく行くと思ったんだけれどもな」
斗 真「信じてもらえないかも知れないけれど、おれ子供が出来たら足を洗うつもりだったんだよなぁ」
斗 真「でもぜんぜん妊娠してくれねえし」
浅 輪「子供のせいにすんなよ」
浅 輪「長生きしたい、子供が欲しい、そう思っちゃいけないのかよ」
浅 輪「そういう人の願いを利用して踏みにじる奴を、おれは絶対に許さない」
志 保「大丈夫?」
留 美「私、そんなに弱くないです」
以上。事件の真相を解明した後、最後にもうひとつ沢井さんの見せ場を作ってもらえるとは思っていなかった。嬉しい誤算である。『特捜9』を観終わると、いつも「ありがとう丸山P」とという感謝のことばしか出てこない。
そういえば吹越満と沢井美優もリュウソウジャーつながりだな。じゃ最後は吹越満が締める感じで終わりにしよう。
美 緒「はあ、だめだ、ぜんぜんキレが足りない」
悠 太「はい」
美 緒「ありがとう」
美 緒「はぁ、美味しい。元気でた。ようし、もうワンセットいってみよう」
美 緒「ねえ悠太、これが終わったら、私会いたい人いるんだよね」
悠 太「へえ、誰?」
美 緒「……悠太との子ども……」
悠 太「え? 聞こえない、誰だって?」
美 緒「ううん 何でもない」
悠 太「美緒が僕の子どもを……考えてもみなかった。そんなのとっくに諦めてたから」
青 柳「もしかしたら、あんたに拒否されるのが怖くて言い出せなかったのかもね」
このシーズン6、第3話のエピソードタイトルは「偽りの夫婦」という。死んじゃった敦を愛していた美緒と悠太が、復讐のために偽装夫婦になるんだけど、いつの間にかほんものの夫婦のように愛しあうようになっていたというオチで、前回も書いたように、LGBTQとかそういうのに詳しくない私は、「大好きだった敦の婚約者だった美緒を好きになる」という悠太の心境の変化が、ふつうにあることなのかどうか、いまいち分からない。だからやっぱり、水崎綾女が魅力的すぎたんだと思うことにする。
それはともかくとして、この『特捜9』、寺尾聰が後を継いだあたりまでは、まだ渡瀬恒彦時代のテイストを引き継いでいたが、知らない間に中村梅雀になっちゃって、そこに羽田美智子の顔もあると、なんかほかの刑事サスペンス物と区別がつかない。そこに元乃木坂の深川麻衣とかSnow Manの向井康二とかのアイドル系若手も投入されていて、考えてみると井ノ原快彦ってジャニーズアイランドの社長だし、いったいどっちを向いているのかよく分からないドラマになっちゃっているような気もするが、いいのか? セーラー戦士たちがお世話になっている、今後ともお世話になりたい作品だけに、ちょっと心配ではある。では今回はこのくらいで。