実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第720回】今日は雨降り、極小ネタ集の巻


 嵐が初めてテレ東に出る、という身もふたもない惹句につられて、先日のテレビ東京開局55周年記念 『テレ東音楽祭2019』(019年6月26日放送)を観た。いや嵐につられてチャンネルを合わせたのは私の妻だけど、結果的には帰宅してから、途中で風呂に入ったりしながらえんえんと観ていた。何だかすごい番組でした。司会は国分太一。これは2014年の第一弾『テレ東音楽祭』のときから変わっていないが、当時はTOKIOとして出演していた。もうグループとして演奏できなくなってからも、国分太一のMCだけは継続しているというのも、考えるとちょっとね。



 ジャニーズ事務所関係からは色々出ていたが、KinKi Kidsを久しぶりに観た。堂本剛がヘッドホンをつけて登場していたんだが(突発性難聴を発症、休養を経て復帰以来、彼はこのスタイルだと思う)どうもそのイヤーモニターが不調らしくて、「FLOWER」を歌いながら何かスタッフに指示していたが、途中からは外して歌っていた。すごくカッコいい演出だなと思ったが、別に堂本さんの病気が治ったという話も聞かないし、アクシデントなんだと思う。



 とにかくアクシデントがあって、最もヤバかったのは久々に来日したK-POPアイドル、元KARAのク・ハラだった。グループ時代の代表曲「ミスター」を踊っているうちに衣装の胸の部分がずり落ちてきて、その下が肌色のヌーブラみたいなものだったので、おじさん、一瞬おっぱいが出ちゃったかと目をむいたよ。それをカメラが切り替えもせず撮り続けたところがまた何とも。



 ク・ハラは先日、母国でつらいことがあって自殺未遂騒動まで起こし、マスコミの喧騒を逃れて日本にやってきた。で、日本の芸能事務所に所属して再起をはかるということだが、すかさずオファーを出してKARA時代の曲を歌わせてしまうテレ東はやっぱりすごい。しかも紹介の仕方がエグかった。スポーツ新聞の記事とともに「あのお騒がせアーティストが緊急来日」なんて、鬼畜すぎないか?



 この鬼畜ぶりは来日アーティストにとどまらず国内アーティストにも向けられた。久々にオリジナルメンバーで登場したMAXを紹介するにあたって「最近はあのCMで話題に」というフリと共に、リナがボテボテのお腹になったライザップの広告を流すんだもの。まあそんなことで動じるリナでもMAXでもないが、普通やるかな、音楽番組でこれからパフォーマンスを披露するアーティストに向かって。



 そして圧巻だったのは過去のお宝映像の紹介。「ヒット曲だらけのお宝メドレー」で、近藤真彦の直後に中森明菜をつなげて軽くジャブをかました後に、デビュー間もない酒井法子が歌う映像。可愛い。ところがこれは『ヤンヤン歌うスタジオ』の後番組『歌え!アイドルどーむ』(テレビ東京、1987年〜1988年)からのもので、同番組のナレーターは田代まさしであった。それを今回は隠すどころか強調するかのように、歌うのりピーの左下に「ナレーター 田代まさし」と何度もぶちこんでくる。ネットでは「夢の覚醒剤コラボ」と大騒ぎだったらしい。



 すごいなあ。あと私は見逃していたが「懐かしのドラマ主題歌」のコーナーではCHAGE&ASUKAの「SAY YES」も紹介したそうで、アグレッシブなテレ東の姿勢が伝わってくる。それからSMAPのビデオも流した。いやSMAPは別にドラッグとはまったく関係ない。むしろ他局が勝手にソンタクして自粛しているSMAPの映像をサラリと流したのは偉い。一部ネットでは「やっぱりテレ東はSMAPが解散したこと知らないんだよ」という声もあったようだが。



 しかしテレ東はもちろん見極めている。たとえば今回はW(ダブルユー)が出演している。モーニング娘。全盛期の末っ子キャラ二人(辻希美と加護亜依)による人気デュオだったが、加護亜依の度重なる不祥事によって2007年に消滅した。その後も加護亜依はいろいろあったし、復活は困難と思われたが、今年3月のハロプロ20周年記念イベント『ひなフェス2019』で2人は13年ぶりに合体し、会場からやんやの喝采を浴びた。そういう流れを踏まえての、今回の地上波登場という流れである。



 一方、テレビ東京でいま秋元康が手がけているバラエティ番組『青春高校3年C組』のユニット「青春高校女子アイドル部」の選抜メンバーもこの音楽祭に出演した。ふつうだったらここに3年C組の副担任、中井りか(NGT48)も入っていそうなものだが、番組のほうから自粛するかたちで外されている。



 のりピーや田代まさしはOK、でもNGT48でいろいろ噂になっている子はスパッと切る。クレバーな振る舞いで、普段は平均視聴率5%の時間帯で10%近くを取ったという。あげく、番組のエンディングではゲストの広末涼子に「また来たい」と言わせて、「じゃあ来年も」と次年度のオファーをとってしまった。まあとにかくいろんな意味ですごかったよ。



 さて今週はちょっとお休み回です。本当はこの後お盆まで右肩上がりに忙しくなるので、余裕があるうちにブログも頑張らなきゃいけない。だけど『白衣の戦士』も終わり、ひさしぶりに次シーズンは、セーラー戦士がレギュラー出演するドラマ情報がない(いまのところは)。とりあえず昨年末で中断している『指定弁護士』レビューを完結しなくちゃね。もうみんな忘れてしまっているかもしれないけど(笑)。
 今回はショートショート。いままでコメント欄なんかで呟いていた短いネタをいくつか、覚書としてまとめておきます。

1. 小松彩夏独立



 すでにみなさんご承知の案件だけど、うちではコメント欄でちらっと取り上げただけなので改めて明記しておく。『白衣の戦士』放送中に『週刊プレイボーイ』で小松彩夏のグラビア特集とインタビューがあり、3月末でアミューズを退社してフリーになったことが報告されていた。要点は『M14の追憶』にもまとめられているとおりだが(ここ)、取材記事の最後には(スタイリング、ヘア&メイク/小松彩夏)とあって、本当にひとりでやっているんだなあ、と思った。ただ下司の勘ぐりをすれば、あれだな「そもそも一般常識がないので、メール返信の書き方までアドバイスしてもらったんですけど(笑)。いろんな方に支えてもらいながら、頑張っているところです」とか言っている。いろんな方に支えられて、だって。年齢的に、そろそろセーラー戦士二人目のご結婚があっても良い頃合いでもあるし、小松彩夏独立の背景に、なにか信頼を寄せる男性の存在とかはないのかな、なんて邪推するのは私だけでしょうか?

2. 黒木ひかりの台頭



 2000年生まれの黒木ひかりさんは、2016年の春、松浦雅、小山百代を継ぐネルケ版ミュージカル3代目セーラーマーキュリー/水野亜美として告知された。最初の写真から輝いていて、また新しいマーキュリー伝説が始まる、と期待したものである。ところが直後から(ごく一部で)ネガティブキャンペーンが始まった。彼女は14歳のときに「夏風ひかり」の芸名でジュニアアイドルとしてデビューして、かなり露出度の高い写真を披露していた。そういうのが水野亜美としてふさわしくないとネットで騒ぐ人がいて、黒木ひかりは、かなり早い時点で自分から降板を申し出て、亜美役は竹内夢に代えられた。それで普段は温厚な私が(自分で言うか)すごく怒った。だってローティーンのジュニアアイドルが、局所しか覆っていないビキニで飛び跳ねるDVDや、着衣でパンツの見えるポーズの写真を出したからって、それはどう考えても本人の責任ではないでしょう。むしろ被害者だ。セラミュの戦士に選んだオトナは、そんな彼女を守ってあげるべきではないのか。それを、本人の辞退を受けてさっさと降ろしてしまうあたりに、私は激しい憤りを感じたわけだね。まあ怒ったといっても、ブログでキャンキャン吠えてただけだけどね。



 でもその後、黒木ひかりはインターネットテレビや雑誌グラビア大ブレイク。AbemaTVでは「神的美少女」と呼ばれ、最近は(AbemaTVとタイアップしている)「しくじり先生」やテレビ東京の深夜ドラマ『電影少女2019』などで活躍中だ。もうほんとうに、ざまあみろである(誰に?)。でも同時に、この子のセーラーマーキュリー姿が見たかったと、今でも残念でなりません。


3. 黄川田将也の映画出演



 このゴールデンウィークの映画興行に関して、当ブログは浜辺美波主演『賭ケグルイ』にばかり気を取られて、ほぼ同時期に公開された水谷豊の監督作品『轢き逃げ 最高の最悪な日』を完全にスルーしていた。最近あるブログでこの映画のレビューを読んで、黄川田将也が出ていたことに気づいた。ただそのブログには「エンドロールを見ていたら、黄川田将也くんの名前がありましたが、出てましたっけ? 」と書かれているので、そういうくらいの出演のようである。ビデオ化されたら自分で確認してみます。とにかく、最近はマスターブルーのAVソムリエとしての活動に気を取られて、元基はまったくノーマークであった。申し訳ない。




 ちなみに、還暦を迎えた歌手の森昌子さんが年内での芸能界引退を発表されたが、そうなると森昌子最後の映画は2015年の『恋とオンチの方程式』ということになる。本広克行がプロデュースした香川県さぬき市の地元おこし映画で、森昌子はヒロイン夏菜の母親、黄川田将也は夏菜の婚約者である。でも戸田恵子の演じる黄川田君のお母さんが、二人の交際を認めない。なぜなら夏菜が森昌子の娘のくせにオンチだから。ま、それがどうしたという映画だが、森昌子最後の映画に黄川田君が出ているっていうことで。

4. 小川トモヨさんご出産



 おめでたい話。なんとなくタイミングを逃して書きそびれていたけど、ご存知ない方もいらっしゃるかと思って。
 実写版セーラームーンの主題歌を歌っていた歌手の小枝さん、改めグラビアアイドルMIOさん、改めシンガーソングライター弓原七海さん、改め2009年よりギターのヨシキ(村田美樹)さんと組んで、kuuleiのボーカリストとして音楽活動をしていたトモヨさんだが、2017年の年末に埼玉県に引っ越して、12月31日にブログの記事を更新して、それきりぱたっと音信不通状態だった。
 それで私も、今年の春くらいまで気づかなかったのだが、2018年12月6日、およそ一年ぶりにブログに新しい記事がアップされていた。それによればトモヨさんは、2016年に結婚していて(トモヨさんは昭和生まれだが、ダンナは平成生まれとのことである)、2018年9月に男の子を出産して、しばらく活動を休止していたことなどが報告されていた。2017年末のライブで体調不良とか書いてあったのは、そのことだったんですね。何はともあれ、おめでとうございます。遅いけど。



 以前の活動の時、つまり○枝ちゃんとか○海ちゃんの時、何も発表せずに活動が終わってしまっていたのでもうそれはしたくないと思っていたのに。。すみません。
 でもkuuleiは「待ってるよ」とメンバーが言ってくれ、私の場所を残していてくれました。なので、1年間甘えさせて貰いました。


 ということで、2019年に入り、すでに子育てしながら音楽活動を再開されている七海さん、いやトモヨさん、私もまたぜひライブを聴きに行きたいものです。



 そして子作りがテーマの北川景子さんの次回作『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』は10月公開予定ということです。じゃ、今回はこのくらいで。



おまけ】2011年1月21日深夜、テレビ東京系で放送されたドラマ『URAKARA』第2話より、KARA時代のク・ハラとゲストの黄川田将也くん。