実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第703回】戦士の写真集揃い踏み、の巻

 なんだかなあ。海外出張が終わり、報告書とか不在中の仕事の処理とか終わったら、途端に38度を越える熱が出て、本日完全にオフ状態です。たいしてきつい旅でもなかったんだが、もう歳だなあ。なので今回は本当に短め。
 出張中、こっちでいちばん盛り上がった話題といえば、やっぱり安座間美優ファースト写真集『Mew』の発売かな。名古屋支部で把握している限りでは、安座間美優は過去2回ほどグラビアに行きかけたことがある。最初は今から17年前(!)の2002年、つまり実写版セーラームーン以前。この年、安座間美優は高校に入学。中学まで所属していた沖縄アクターズスクールを卒業して、次のステージに向かおうとしていた。その一環として周囲がグラビア展開を考えていたようで、この年創刊され、わずか8号で終刊したアイドル雑誌『LaVaNa(ラバーナ)』(2002年5月号)で真っ赤なビキニ姿を披露している。






 同時期に『BOMB』(2002年6月号)にも「BRAND-NEW GIRL」のひとりとして登場しているそうだが、こっちは未見である。
 というわけで、グラビアアイドル路線もないわけじゃなかった安座間さんだが、2002年秋には『Seventeen』のミスセブンティーンに選ばれ、翌2003年には『美少女戦士セーラームーン』に木野まこと役でレギュラー出演して、ひとまずそっちの方向性は途絶える。



 それから10年あまり経った2013年の『Camcan』3月号。安座間美優は2007年から2014年までCamcan専属モデルをやっていたんだけど、その末期に「安座間美優 告白」と題した袋とじ企画があった。袋とじと言えばオヤジ雑誌のエログラビアというイメージが強いので、けっこう話題になった。





 これは、当時の噂の彼氏ともいい感じの頃で、結婚でもするのかな、と思ったが、特にそういう展開もなく終わった。そして今回、初の写真集である。



CanCamのトップモデルを経て、現在はOggi、美的、BAILAなどの女性誌でモデルとして活躍する傍ら、女優としても注目を集める安座間。



写真集のテーマは“自分の殻を破り新しい自分と出会う”。フォトグラファーは安座間と古くから親交のある曽根将樹氏。出身地の沖縄からほど近い石垣島でロケを行い、初めてのランジェリー姿での撮影にも挑戦。早朝、本人には内緒で部屋に入り寝起きの瞬間からスッピン姿を撮影したり、久々の水着撮影に挑むなど、信頼するフォトグラファーとともに新しいことに挑戦し殻を破りながら、安座間らしい表情だけではなく、初めて魅せる様々な表情を収めた。



安座間は「ずっと夢だった念願の写真集に私の全てを出しました!」と達成感をのぞかせつつ「今までにない新しい私を見て欲しいという思いを込めて、タイトルも新しい『New』と私の名前『Mew』をかけています。雑誌やTVではあまり見せられない素の私や、今まで挑戦したことのなかった新しい私…いろんな私を見ていただける写真集になっています。ぜひ多くの方に見ていただきたいです」とアピールした。

『夕刊フジ』2019年2月13日


 過去と同様これ一発限りの打ち上げ花火となるのか、安座間美優の新たな展開となるのか、相手が安座間美優だけに読めない。何にせよ、小学四年生、10歳のときから芸能活動を始めていて、戦士たちのなかでもいちばんキャリアが長いのに、唯一これまで写真集を出したことのなかった実写版セーラー戦士のファースト写真集である。
ここで記念に戦士の皆さんのファースト写真集を、発行順に並べてみましょう。


『みゅ』2002年、ワニブックス、撮影:若林広弥


『アヤカノナツ』2004年、ワニブックス、撮影:栗山秀作


『Dear Friends』2007年、角川メディアハウス、撮影:中岡美樹


『27』2013年、SDP、撮影:中村和孝



『Rika』2017年、SDP、撮影:中村和孝



『Mew』2019年、ワニブックス、撮影:曽根将樹


 ファンには言わずもがなだが、北川景子には「ファースト写真集」が二種類ある。ひとつは映画『Dear Friends』とタイアップしたムック本なんだけど、いちおう「北川景子ファースト写真集」と銘打っている。だいぶ後になって仕切り直しで出たのが2013年の『27』ですね。これと、そのあと出た北川景子セカンド写真集『30』(2016年)と、泉里香の『Rika』(2017年)がどれも中村和孝の撮影で、シリーズっぽくもある。
 ついでといっちゃあ失礼だが、この機会にこの人たちのファースト写真集も載せておこう。発行順に並べます。


『EASY BLUE』1988年、大陸書房、撮影:安達尊


『15』2002年、ぶんか社、撮影:前村竜二


『天真らんまん』2006年、彩文館出版、撮影:木村晴

 以上。『家売るオンナの逆襲』は一体どこに行こうとしているのか、とか、思うこともいろいろあるが、まだ熱がさがっていないので、これくらいで。ではまた。




【おまけ】

映画『恋文日和』よりボウリング場での小松彩夏の投球フォーム


『家売るオンナの逆襲』第7話予告よりボウリング場での北川景子の投球フォーム