すみません。今週末は外回り中で名古屋にいなくて、旅先でちゃんとしたブログの更新ができない。こういうときのために小松彩夏『ガンライザー』秘話とか、北川景子『西郷どん』裏話とか小ネタを用意しておければよかったんだけど、ストックがない。
パリの「ジャポニスム2018」のセーラームーンライブについても、あんまりちゃんと調べていない。すみません。なんか今年はセラミュに身が入らない。去年でひと区切りついちゃって、燃えつき症候群か。
というわけで今回は、勝手に『M14の追憶』のサポート役を買って出ることにする。なんでも大家さんがPCを修理に出しているそうで、安座間美優『健康で文化的な最低限度の生活』第7話のレビューは難しそうだ。なのでこっちでやっておくね。軽めだけど。
基本「キャラ回し」で進んでゆくこのドラマ。今回は川栄李奈がメイン。川栄さんを『セーラーゾンビ』(2014年、テレビ東京)のころから激しく応援していた当ブログとしては嬉しい。
ただ川栄さんって、どちらかというとバイプレーヤー体質の人なので、周囲との相性が大切だ。『セーラーゾンビ』の成功はひとえに、メインに据えられた大和田南那が、可愛いけどまだまだ力不足だったために、高橋朱里がリーダーシップを発揮して全体を引っ張ったとことにある。そこに川栄李奈がピタッとハマって、この高橋&川栄のコンビネーションがすごく良かったんだ。またこの二人の共演がみたいなあ。
すみません脇道でした。今回は、この人もあまりグイグイ前に出るような体質じゃない吉岡里帆との組み合わせで、どういうことになるかと思ったが、そういう吉岡里帆だからこそ、川栄李奈を光らせることができた。よい回でした。
このドラマの千奈(川栄李奈)は相変わらず(『セーラーゾンビ』のころと変わらず)クールでビジネスライクで、改善の見られない生活保護受給者に対しては受給停止も厭わない。たぶんソーシャルワーカーとしての、いやケースワーカーか、とにかく福祉の専門家としての見識も判断力も、吉岡里帆よりある。でも屈託なく生活保護受給者のふところに飛び込む同僚えみる(吉岡里帆)の天賦の才には一目置くというか、ひそかな劣等感みたいなものも抱いている。
えみる「ははははっ それじゃあ また」
受給者「はい」
千 奈(ああいうことは、私には出来ない)
えみる「お! お疲れ」
千 奈「何が……そんなにおかしかったの?」
えみる「ん? どういうこと?」
千 奈「いま、利用者の人と笑いながら話してたから……」
えみる「あぁ、何の話だっけか、はははっ」受給者「義経さん!」
えみる「あ、 こんにちは」受給者「どうもこんにちは」
えみる「お元気ですか?」受給者「はい」えみる「ふふっ、良かった」
えみる「じゃあ 行きましょうか、はははっ」
╳ ╳ ╳
都 「ごはん、どこ行きます?」英里佳「どうしよっか?」
英里佳「あっ 栗橋さんもどう?」千 奈「ありがとうございます」
千 奈「でも今日は、学習支援ボランティアの日なのでお先に失礼します」英里佳「そっか」
千 奈「お疲れさまです」英里佳「お疲れさま」
七 条「お疲れ」
七 条「……ツレないなぁ、栗ちゃん……」
なんて愛想のない川栄李奈だけど、ボランティアで子どもたちの学習支援をしたり、自分の努力の成果を後任に惜しげもなく提供したりする。今回のゲストは池田鉄洋で、識字障害のために(そしてそれを告白できないために)就職しようにも履歴書さえ書けず、就労意欲をなくして生活保護を受けている。こういう人に対して川栄李奈はきびしく接するので、とうとう担当から外されてしまう。それでも、一度自分の担当した人には最後まできちんと向き合い、新しい担当者である後藤(小園凌央)に、自分のまとめた資料を渡す。真面目でやさしい人なのだ。
(みんな口々に)「おはようございま〜す」
後 藤「おはよう」千 奈「おはよう」
後 藤「ん?」
千 奈「識字障害についてまとめておいた」
千 奈「いちおう知っておいたほうがいいかなと思って」
後 藤「うわ〜 すげぇ」
後 藤「栗橋さん、ありがとう。」
千 奈「訪問、行ってきます」
英里佳・彩「いってらっしゃい」
七 条「いってらっしゃい」
こんな感じで、川栄さんは良かったけど、安座間さんのセリフは「お疲れさま」と「いってらっしゃい」くらいだったかな今回は。
てことで、愛想がなくてすみませんが今日はこれまで。