ごめんなさい。今週はレビューお休み回だ。なんかものすごく色々やることがあって、日曜日は休みたいので軽く雑談で濁します。
というわけでやはり話題は、先日からコメント欄でも盛り上がっている乃木坂46版ミュージカルだな。どういうものかと思ったら、かなりきちんとした舞台化のようでまずは嬉しい。物語はダーク・キングダム編のリメイク。配役は「チーム・ムーン」と「チーム・スター」のダブルキャストでいくという。いいですね。ただ私、乃木坂46ってよく知らないんだよな。楽曲はほとんど聴いたことがない。でも生駒里奈は好きだし、それに映画『超能力研究部の3人』はすごく面白くて5回くらい観て、橋本奈々未の不思議な魅力の虜になった。
だけど橋本奈々未さんは引退してしまいましたね。あと知っているのは西野七瀬か。『初森ベマーズ』は毎回楽しく観たが、『電影少女2018』はイマイチで途中リタイアかな。そのくらいです。もしガチのファンの方がこれを読んでいても、どうかあまりお怒りにならず、記述に間違いなどがあったらコメント欄でご指導ください。
さてそういうわけで乃木坂セーラームーンだ。まずチーム・ムーン。あっ「セーラームーン」のロゴが新しい。あとスカートにラメ入ってますか
【Team MOON】セーラームーン/月野うさぎ:山下美月(18歳)セーラーマーキュリー/水野亜美:伊藤理々杏(15歳)セーラーマーズ/火野レイ:高山一実(24歳)セーラージュピター/木野まこと:能條愛未(23歳)セーラーヴィーナス/愛野美奈子:樋口日奈(20歳)
ごめん、なんとなく全員の年齢を書き込んでしまったよ。なにしろ最年長と最年少が9歳も離れているんだもん。でも最年長24歳の火野レイ役の子は『初森ベマース』の食いしん坊のキャッチャーで、いやそうではなくて、この高山一実はガチのセーラームーンおたくなのである。以前に紹介したが(ここ)、2016年5月9日放送の『NOGIBINGO!6』では、メンバーを連れてセーラームーン展を見学して、セーラームーンのコスプレ大会をやった。もちろんその時は本人がセーラムーンだった。
でもブログでプライベートでコスプレしているのを観ていると、ほんとうはマーキュリー推しかな。
で、今回のキャスティングはマーズだ。どうですか、私はどっちかといえば、華奢な感じがマーキュリーっぽくてすごく好き。
まあ正規版(?)で水野亜美を演じる最年少の伊藤理々杏(15歳)って子をまったく知らないだけなんだけどね。いずれにせよ、高山一実本人は内部戦士をやれたの満足なのではないだろうか。どうかな。
一方チーム・スター。こっちは年齢バランスはけっこう上手くとれている。
【Team STAR】セーラームーン/月野うさぎ:井上小百合(23歳)セーラーマーキュリー/水野亜美:渡辺みり愛(18歳)セーラーマーズ/火野レイ:寺田蘭世(19歳)セーラージュピター/木野まこと:梅澤美波(19歳)セーラーヴィーナス/愛野美奈子:中田花奈(23歳)
セーラームーン役の井上小百合は23歳。いや別にいいんだけど、歴代セーラームーンのデビュー年齢って、大山アンザ18歳、原史奈17歳、神戸みゆき16歳(享年24歳)、黒木マリナはなんと12歳(今どこに)、で大久保聡美は18歳、野本ほたるが19歳だったかな、ともかくほんとうに思春期まっただ中のティーンエージャーが演じていた。ネルケ版でジュピターの高橋ユウやヴィーナスの坂田しおりがすでに22歳で、けっこう大人だなあって思ったくらいである。そういう意味では、20代でうさぎ役デビューというのはセラミュの歴史にちょっとした記録を刻んだことになる。
でもこの井上小百合さん、リアルに10代ですと言ってもぜんぜん通用するような美少女なのね。それに『動物戦隊ジュウオウジャー』第13話「山頂の目撃者」(2016年5月8日放送)に山ガールの役でゲスト出演していたんだって。
それからネットで配信されている『究極!東映特撮伝説』というスーパー戦隊ものの紹介番組にもけっこう嬉しそうに出演している。
つまりこの人、ガチの東映特撮オタクらしい。ならセーラームーンも大丈夫だ。て言うか、私は生駒里奈だけが目立っていたと勘違いしていたんだけど、乃木坂46っていうのは基本的にオタク要素の強い集団なのだろうか。
というふうに、ぱっと見た感じ人気アイドルグループとの安易なコラボとも思える今回の乃木坂46ver.セーラームーンミュージカル、実は中味がそうとう濃いのではないかと期待している。なにしろベリル(玉置成実)と四天王(クンツァイト:安藤千尋/ゾイサイト:小嶋紗里
/ネフライト:Shin/ジェダイト:武田莉奈)はもとより、大阪なる(山内優花)、海野ぐりお(田上真里奈)の配役まで発表されている。なるもぐりおもセラミュ初登場ではないのか?
ちなみに、アニメ版セーラームーンの姉妹編(?)とも言える『少女革命ウテナ』がつい先日ミュージカルとして舞台化された際、座長としてウテナを演じたのが、今回「チーム・ムーン」でジュピターを演じる乃木坂の能條愛未であり、姫宮アンシーを演じたのが大阪なる役の山内優花です。
そして極めつけが、タキシード仮面/地場 衛の役を、昨年までセーラープルートを演じていた石井美絵子さんが演じるという、この衝撃の発表。
がんばれ美絵子さん。涙は大千秋楽までとっておけ。
というわけで、調べてみるといろいろ楽しそうな6月公演、「天王洲 銀河劇場Ver.」は2018年6月8日金曜日から6月24日、9月公演は「TBS赤坂ACTシアターVer.」は2018年9月21日から9月30日まで、それぞれダブルキャストで公演されるようだ。できれば握手会とか撮影会とかお見送りとかは無しにして欲しい。混むから。