実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第247回】久しぶりです2010年春の小ネタ祭りの巻

 

そして10年の歳月が。人生いろいろ

 

『筆談ホステス』レビューが終わって、Act.6レビューの締めくくりに戻らなきゃいけない。いや、その前に、火野家の信仰問題もあったな、とか考えていたんだけど、ここらで一息ついて、今回は頭を使わず小ネタ集でいきたい。毎回の冒頭にでも使おうと思って結局使わなかった、とるに足らない話題ばかり。恐縮ですが、ひとつごかんべんください。

1.「側転女王 ゆり子 アラフォー心の叫び」を見た。


2010年の年が明けてまだ間もないのある夜の夕食後のこと、子供たち(中学2年生と小学1年生)がビデオで『あらびき団』という深夜のお笑い番組を観ていた。東野幸治と藤井隆がホスト役となって見守る中、お下劣でくだらない(そして比較的無名の)芸人が次から次へと出てきて、お下劣で下らない(荒い)芸を見せるという、教育上たいへんよろしくない番組なのだが、うちの子たちは、どこでどうやって番組の存在を知ったのか、わざわざ毎週、録画して欠かさず観ているのである。親の顔が見たいと言われても仕方がないですね。すみません。
で、私は台所で食後の洗い物かなんかをしながらチラチラ観ていて、ハッとしたね。何かセーラームーン的な固有名詞が画面にパッと現れたのである。「ちょっと待て!今の巻き戻してもう一度お父さんに見せてみろ」なんつったりして、改めてまじまじと見たのが、これである。2010年1月27日オンエア分に出てきた。

この人って……

今村ゆり子である。ダンスパフォーマンス集団「G-Rockets」のリーダーとして、セーラー戦士や妖魔のスタントを担当して、実写版セーラームーンのアクションシーンを支えてきた大黒柱ではないですか。こんなところでこんなお姿を見るとは……。
しかし今から思えば、『Act.ZERO』でキューティー・ケンコー(IZAM)の一味として出演していたころから、この人のアクションにはコメディ指向があったかも知れないね。セーラーVに迫るときの奇妙なくねくねアクションはちょっと忘れがたい

一方、この攻撃を受けてのセーラーVのバトルは、いわゆる「パンチラ」(正確には「レオチラ」)度が高くて、この仕事を最後にセーラームーン世界を離れ、グラビアアイドルとして露出度を増していくことになる小松彩夏の運命を暗示しているように思う(そうか?)。
ああ、最近は北川さんの画像が多いというだけで無駄にアクセス数の上がっているこのブログ、「小松彩夏」「露出」「パンチラ」なんて書いたらますます大変なことに……。次の話題に行こうね。


【追記】コメント欄でmotowota さんから「Act ZERO のケンコーの部下役は、彩木映利、伊藤由紀子、佐野弥生ではないか」とのご指摘があり、調べてみるとその通りでした。というわけで上のくねくねアクションは今村ゆり子さんではなく彩木映利さんなんですね。そう言われてみればこのくねくねは、ラッキイ池田っぽいような気も……(いいかげん)。なので、上のラインを引いた部分は「無かったこと」にします。
またStreamKatoさんからは「セーラーVのコスチュームはレオタードではなくて上下セパレートなので、パンチラで正しい」というサジェスチョンをいただきました。はい。どうもありがとうございました。

2. カリスマ主婦の適齢期


ところでこの『Act.ZERO』、実写版セーラームーン関連の映像ソフトとしては最後にリリースされた番外編的作品だが、ご覧になった方はご存知のように、実写版セーラームーンというより、昔の東映ふしぎ少女シリーズの流れを汲む脱力系コメディであり、監督の高丸雅隆の作品系列としては、これをプロトタイプとして後に『美少女戦麗舞パンシャーヌ 奥様はスーパーヒロイン!』(2007年)を手がける、というふうにつながっていく。正直言って、実写版テレビシリーズのシリアス路線に夢中だった我々は、最後の作品ということで楽しみにしていたらこんなもん作りやがって、と、当時は高丸雅隆にちょっとだけ腹を立てたりしたものだ。
でもまあ、今となっては楽しい作品である。特に、シリーズ後期に置き去りにされてしまった大阪なる・阿部香奈美、木村桃子という、うさぎの親友グループがクローズアップされているのが嬉しい。セーラーVみたいに悪い奴をやっつけようと、コスプレまで披露するのだ。

十番中学校2年1組の、うさぎちゃんといつもお弁当を食べていた三人組ですね。この子たちはいま、どうしているかというと、桃子(清浦夏実)については、ここしばらくこのブログで、しつこいくらい取り上げているので、まあいいだろう。

香奈美(平井愛子)は最近、舞台活動に弾みがついている。昨年の暮れ、西秋元喜が主催するプロジェクト「GENKI produce」の芝居「トナカイブルース」(2009年12月1日〜6日、笹塚ファクトリー)に出演したのがきっかけで、この舞台の作・演出を担当した菅野臣太朗と縁が出来たらしく、今年に入ってS×Sプロデュース第4回公演「SPIRIT」(作・演出:菅野臣太朗、池袋シアターグリーンBOXinBOX、2010年2月16日〜22日)に出演され、さらにGENKI produceの第2弾「00ルパン」の公演に向けて、ただいまお稽古中である(2010年6月16日〜6月20日、池袋シアターグリーンBIGTREE、チケット情報とかはまだみたいです)。がんばれー。公式ブログ「愛子の気まぐれBLOG」はここ。ちなみにブログでは、平井愛子(事務所オフィシャルのプロフィールによれば身長151cm)は自分のことを「ちびっこ」と呼んでいるけど、そこまで言わなくてもいいじゃん、と思う。自分で気に入っているなら別だけど。
それから、結婚して「越智千恵子」になられた、なるちゃんこと河辺千恵子さんは、5月にご出産を控えているにもかかわらず、去る3月6日(土)に『旦那さん弁当』出版記念イベントを行なった。すごいな出産直前に。3月7日付けの「Chikuzen-Kyoro日記」に「旦那さん弁当」のサイン本の写真があったけど、これはそのイベントの時のものだろうか。
これについては「こんな時期にイベントなんかやってもいいのか」という批判的意見も、ネット上でちょろっと目にした。まあしかし私の経験から言えば(別に私が産んだわけではないが)ここまで来てしまえばもう安定期なので、ちゃんと気をつけていれば、別に問題はないと思う。千恵子さんの「どんなときも私を見て」的性格を考えれば、本人の希望で出てきたんだろうし、いいんじゃないの。ただし、20も歳が離れた身重(初産)の若妻をイベントに出す亭主の甲斐性はいかがなものか、という問題は残ります。
それよりもこのイベントの妙な敷居の高さが気になる。


越智千恵子「旦那さん弁当」出版記念イベント
 お弁当づくりが大好きになる! 簡単・美味しい!越智千恵子の旦那さん弁当レッスン
 2010年3月6日(土)13:00〜16:00(終了予定)  ABC丸の内グラウンド
【イベント全体概要】
 * 越智千恵子さんによるお弁当レシピデモレッスンと試食(レシピあり)
 * 抽選会
     抽選券は当日受付時にお渡しします。
     本人の私物が抽選で当たる予定です。
 * 越智千恵子「旦那さん弁当」発売記念サイン&撮影会
     ご購入者全員に直筆サインをお入れします。
     更にご希望の方にはお持ちのカメラでの記念撮影をいたします。
   マスコミ関係の取材があるためセミナー風景を撮影する場合がございます。
   このレッスンはデモレッスンのため実習はございません。
   セミナー中の撮影・録音・録画はご遠慮いただいております。

 * 参加費  1500円(税込・材料費込)
 * 定 員  50名(男性も参加OK)
 * 持ち物  筆記用具
 * イベント参加方法
   株式会社 ABC Cookingにて、事前にご予約頂いたお客様が対象となります。
【イベント当日の注意事項】
 * 越智千恵子「旦那さん弁当」発売記念サイン&撮影会で、商品以外へのサインは一切致しません。
   お客様からのサインをする場所の指定もできませんので予めご了承下さい。
 * 会場内での写真撮影・録画行為は禁止させていただきます。
 * イベント当日、係員の指示及び注意事項に従わない場合、イベント中止になる恐れがあります。

つまりこれは「お弁当レシピデモレッスン」であって、「デモレッスンのため実習はございません」なのである。参加者も一緒に作って指導を受ける調理実習ではなくて、千恵子さんが作るのを客席から見学するっていうことなのだろうか。でもそのわりに参加費が「1500円(税込・材料費込)」となっていて「材料費」が含まれている。う〜ん、何なんだろう。
あと最後の「注意事項」がけっこうエグい。「商品以外へのサインは一切致しません」「お客様からのサインをする場所の指定もできません」である。これに「会場に来た方の中から抽選で、千恵子さんの私物が当たる」という要素を加えると、なんか「主婦に大人気のカリスマ料理研究家来たる!」みたいなイメージがある。それが「敷居が高い」と感じる一番の理由だ。
まあ確かにブログも含め、最近の千恵子さんは「元アイドルのカリスマ主婦」という路線を演出している。でもこれはちょっと時期尚早だよ。彼女はまだ23歳、あと5年も待てば、かつてティーンのファッションリーダーだった河辺千恵子にあこがれていた層が、新米主婦になる。この人たちが料理研究家・越智千恵子の支持母体になるはずだ。それまでしばらく、露出はブログ程度にしておいて、子育てに専念された方が、賢明ではないかと思うんだけど。
ていうか旦那はプロデューサーが本業なんだから、もうちょっとそういうことを考えて、身重の妻を今イベントに出すべきかどうか判断してくれよ。う〜ん。これはやっぱり亭主の甲斐性の問題である。

3. 袋小路さんからの贈り物


というわけで、3月6日の東京の越智千恵子サイン会には行かず、その翌日、名古屋で行われた清浦夏実握手&サイン会に出席した私だが、この模様は前回の日記に書いたので省略。ただサイン会終了後、青森からやってきた袋小路さん(仮名)が私にくれたプレゼントのことだけ、ちょっと触れておきたい。仮名にしたのは、この物品が海賊版のDVDだからだ。あまり詳しいことは知らないが、この手の違反物件というのは法律が揺れ動いていて、売る方ばかりでなく買う方も、場合によっては罰せられることがあるとも聞く。もし私が袋小路さん(仮名)の固定ハンドルネームをここに書いて、そこから足がついて罰金とか逮捕とかの対象になって、逃亡中に処刑されたりしたら私としても寝覚めが悪い。

で、何をいただいたかというと、これなんですけどね。オリジナル版が発売されなかった『太陽と海の教室』の、中国語版DVDボックス5枚組(笑)。

何でも袋小路さんは、本当は『モップガール』の海賊版が入手したくて、こっちはついでに注文しただけだったらしい。ところが『モップガール』は品切れでこちらだけが届いたので、悔し紛れに「こんなもんだけだったらいらねえやい」と手放す気になった(推定→正しい事情は下のコメント欄にご本人が書き込んでくださいました)。それで、なぜ私にくれる気になったのか、意図は不明であるが、まあブック・オフには売りにくいよなこれ。
その話をとなりで聞いていた流線型加藤(仮名)さんは「品切れも何も、海賊版でしょ」とか言っていた。そうだよねえ、コンテンツもパッケージもラベルもコピーなんだから、注文が出たらオンデマンドでもう一部コピーを取ればいいだけの話だと思うんだが(笑)。
家に持って帰って中2の娘に見せた。娘は山Pのファンだが、同じくらい山本サソード裕典くんの大ファンであり、わりと熱心にこの番組を観ていた。オンエア時にハチ(濱田岳)が死んだ時には涙ぐんでいたくらいだ。だけれど「おい、知り合いの人に(としか言いようがない)こんなん貰ったけど、観てみようか」と誘ったら、「う〜ん私、それほど好きじゃないんだよね」とつれない返事。何だかみんなに愛されていないなあ、このドラマ。

関係ないが、濱田岳は『3年B組金八先生』第7シーズン(2004年10月〜2005年3月)で生徒役の一人で、クラスメートには「デカあす」こと大胡あすか(清浦夏実)がいた。その清浦夏実は実写版セーラームーンではうさぎ(沢井美優)のクラスメートで、セーラームーンでは北川景子の火野レイも学校は違うが同じ中2だ。つまり2004年の時点では、濱田岳も北川景子も同じ中学生役をやっていたのだが、4年経った2008年にはかたや先生、かたやその教え子というわけで、面白いね。って、別に面白くもないか。北川さんの次の映画『瞬 またたき』の相手役は、『太陽』の教え子の岡田君だしな。
それから、金八先生の清浦夏実の隣の席は郡司あやので、郡司あやのは原史奈がセーラームーンをやっていたころのセラミュで「ちびうさ」(数え方が難しいが、たぶん5代目)を演じていた。つまり清浦夏実は、うさぎ(沢井美優)のクラスメートとちびうさ(郡司あやの)のクラスメートをほぼ同時期に演じたタイムワープ女優である。このことは、だいぶ以前にMarsPowerWeb(火星発動機)さんがご指摘されていて(ここ)、これを読んだとき、私はとても興奮して「大発見だ」とおもったのだが、どうですかみなさん。これもどうでもいいですか。そうですか。じゃ話を戻しますね。
問題のDVDだが、袋小路(仮名)さん御自身は一度も再生したことがないので、ちゃんと視聴できるか保証の限りではない、とおっしゃっていたのだけれど、大丈夫、パソコンはもちろん、家庭用再生機でもちゃんとプレイできました。ただしディスク1を再生して最初の画面を観た時には思わず吹いたよ。

おいおいおいおい。だいたい『太陽と海の教室』って2008年のドラマなんだが、これ、下の方に「2006年」と出ており、つまりこのキャプション自体がどこか別のソフトからのコピーなわけで、ほとんど狙ったギャグである。
で、中味の方は、ふつうに家庭用DVDに録画したふつうの画質で、エピソードの冒頭には「字幕放送」「データ放送」のキャプションも、画面右上にきっちり出る(笑)。まだディスク1をちょこっと観ただけだが、局マークは第1話はフジテレビ、第2話はKTV(関西テレビ)のものなので、いろんな録画ソースをかき集めて作ったみたいですね。中国語字幕をOFFにしたら、普通に家庭用ビデオで録画したのを観ているのと変わらないです。
ま、これはこれで保管しておいて、将来D.S.さんが横浜に「北川景子記念館」を開設される(時期未定)おりには、M14さんからお預かりしている実写版セーラームーンの台本ともども寄贈したいと思う。せっかくだから1枚キャプチャ。

『太陽と海の教室』第1話より。北川景子さんのひじに顔がちょっと隠れているのが『死刑台のエレベーター』に主演される吉瀬美智子さん。右寄りの白いスーツの男が、去る月曜日の「笑っていいとも」のテレフォンショッキングで、北川さんが電話した八嶋智人さん。なんて説明しなくてもいいですね。

4. それだけは勘弁してくれ



2月27日より山形県の4館で先行上映されていた『花のあと』が、先週土曜、2010年3月13日より全国公開された。初日の東京での舞台挨拶の様子は、このブログでも(私が行っていないにもかかわらず)前回のコメント欄にみなさんがレポを書いてくださっているので、だいぶ伝わっていることと思う。私も楽しく読ませていただきました。どうもありがとうございます。

セーラームーンファンの立場から見たこの作品のポイント(というか不安)は、あの藤沢周平の作品を、北川さんがどの程度までこなせているのか、という点につきるわけだが、カシオペアさんの「主人公のキャラが、決して器用ではないけれど真っ直ぐで誠実さを感じる景子ちゃんの演技と妙にマッチしていた作品だと思いました」というコメントと、ひろみんみんむしさんのブログの「北川さんの棒読み・・・大根・・・ぶりは健在だったと思いますが、その不器用さ・まっすぐさが「以登」と絶妙にシンクロしていたんじゃないでしょうか」「以登の立ち回りはすこぶる格好いいですよ」という感想で、だいたい分かった。……つもりだったが『M14の追憶』のコメント欄の「殺陣に関しては『座頭市と用心棒』のリメイクができると思います。座頭市は綾瀬はるか、用心棒は北川景子」という寸評(StreamKatoさん)で、何だかよくわからなくなってしまった。困った人である。

ここ数年の日本映画は、興行的に大きなヤマを当てようと思ったら、とりあえずイケメン男優を並べるのが基本、みたいな情勢にある。女優メインの映画は、仲間由紀恵だろうと米倉涼子だろうと、ただいま大ブレイク中の北川景子だろうと、ブロックバスターでの成功は狙えない。それを見誤ったのが『Dear Friends』で、多大なお金を投入して(推定)テレビスポットもがんがんかけたのに、ほぼ惨敗と言わざるをえない結果に終わった。
そういうことを考えると、今回の全国82スクリーンという規模や、テレビCM攻勢を行わず、北川さんが番宣でいろんな番組に出まくるという経費節約の宣伝方法は適正だろうし、全国オープニング2日で3千万円という結果も、まずまずの成績なんじゃないでしょうか。最終的には3億行けるかな、という感じだと思う。
北川ブログには「一昨日のいいともで、花のあとの全てのプロモーション活動が終わりました。……(中略)……3月13日から映画花のあとは私たちの元を離れ、お客様のものとなりました。あとはたくさんの方々に見て頂けることを願っています」とある。こんなふうにきちんと自分の活動に区切りをつけてブログでファンに報告するのって、単純なようで、なかなかできないことである。というか、これが北川景子の性格なのだろうが、まあそれはともかく、次はアルタミラ制作・磯村一路監督の『瞬 またたき』である。すでに撮影はとっくに終わっていて、情報公開までだいぶ時間がかかったが、オープンになってからのプロモーション展開が早いですね。その次が、秋に角川映画配給で公開が予定されている緒方明監督、吉瀬美智子・阿部寛主演のリメイク版『死刑台のエレベーター』で、その次が……。
cypさんの『keiko缶』には、『心の花』(2010年公開/シネカノン配給/監督:井筒和幸/主演:北川景子)の情報が出ている。これ、撮影は済んでいるのだろうか?

cypさんによれば、井筒監督は1月にオンエアされたTBSの「はなまるマーケット」に出演したおり「実は新作の映画を秘密で頑張ってたんですよ」と発言していたという。でもこれは先週公開されたジャルジャル主演『ヒーローショー』のことかも知れない。北川ブログにもそれらしき撮影についての記事はなかったと思うし、だとするとまだこれから撮影の企画か。しかし制作がシネカノンだとすると、私としてはあまり、この企画は実現して欲しくない。(1)シネカノンと井筒監督といえば、誰もが『パッチギ!』を連想するよね。『パッチギ!』といえば、沢尻エリカ様の出世作である。スターダストで、エリカ様の衣鉢を継ぐかたちでブレイクした(っていうのもおかしな言い方だが)北川さんが、ここでシネカノン=井筒和幸の映画に出てしまうと、この後の展開が放物線のように下落していくのではないかという心配がある。(2)うわさによると、この『心の花』は時代劇らしい。「井筒和幸」で「時代劇」といえば『東方見聞録』である。これほど不吉な話はない(この話をすると長くなるので、何のことか分からない方は、「井筒和幸」「設楽りさ子」「東方見聞録」あたりのキーワードでネット検索してみてください)。そんなものに北川さんを出演させるのは、もう絶対に止めて欲しい。(3)そもそも制作のシネカノンって、事実上は李鳳宇の個人会社だが、ここってつい最近、自己破産したばかりじゃないですか(1月28日、民事再生法の適用を東京地裁へ申請。負債総額は47億3,000万円)。しばらくは映画製作どころじゃないような気がする。ひょっとして「いま大人気の北川景子主演」をエサにスポンサーに働きかけ、資金集めをして新作を作ろうとしているのか?
というような理由で、私としては極力この企画、ポシャって欲しいのであります。以上。

『モップガール』第8話より、ロリータ作家から情報を聞き出すため、園児服のコスプレでリコーダーを吹く北川さん

 

5. 参りました。


『モップガール』と同じ加藤実秋原作のテレビドラマ『インディゴの夜』だが、昨日3月19日(金)に、たまたま休みが取れたので視聴することが出来た。事前情報をほとんど入れていなかったので本当にびっくりしたよ。

私はもちろん、今週と来週にわたって出演しているという小松彩夏を確認するために観たのだが、なんとレイパパの升毅が出ている。しかもピンクのドレスで女装。ストーリーも設定も把握していなかったので、どういうことなのか分からない。分からないぶんだけインパクトもあった。
小松さんは、相変わらず設定もわからないのに幸薄い感じでした。
以上、今回は小ネタ集でした。みなさんよい連休をお過ごしください。



おまけ】今月の名古屋駅(概念図)
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